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看板は目立たなければならない
看板は1人でも多くの人に見てもらいたいものです。ところが、見せられる側からいえば、毎日通っている道でも、そこに表示されている看板に気が付いていないことや、気が付いていても、その内容を知ろうとは思わないことが多いものである。また、看板を見る目は、その店なり販売商品に興味がある場合とか、特別に美しい看板であるとか、また、おもしろい、変わっている・・・・・
など意外性のある看板には、無意識の内に心が動いているものです。
店頭の看板はお客との出会いのはじまりでもあります。そのコミュニケーションには「伝える」
「場を示す」「誘導する」の三つの機能的役割を備えていなければなりません。その機能を果たす要素として、”目立たせる要素””デザイン的要素”の二つの面から、看板の作成を考えなければならないと思います。
これからの看板と環境
看板は美しいものでなければならないということです。その美しさとは、自店のための美しさと、都市環境のための美しさだと思います。看板の美しさは、看板のデザインのみでは成り立ちません。まわりの環境とマッチしてこそ都市美が生まれるということです。日本の街、道路を歩くと乱立する置き看板、視界をさまたげるのぼり旗、色彩の激しい看板、色あせて汚れた看板がいかに氾濫しているかです。これは、商業主義だけを表面に出し、街の調和を乱していることは否めないと思います。ヨーロッパなどは環境が、国や街全体の国民の意識によって守られ、美しさが保たれていると聞きます。
これからの日本の看板と美意識に対する考え方として課題は多く残されているような気がいたします。